当たり前という病気
先週末、名古屋市内にある老舗高級料亭「八勝館」での社員の結婚式に出席した。地下鉄「八事駅」から歩いてすぐという便利な場所にある、名古屋でも一二を争う超高級料亭だ。
そんな高級料亭なので、自分にとっては敷居が高く、今回が初めての訪問だった。そんなこともあって、あまりの広さに入り口がわからず、勝手口の中に入ってしまった(笑)。
主賓という立場での出席にも拘わらず、この緊張感の無さ。新郎である社員には申し訳ないけど、ちょっと情けないね・・・。
これまで幾度となく社員の結婚式には出席し、その都度スピーチをさせていただいているが、僕のモットーはスピーチの使い回しはしないということ。
誠心誠意、心を込めて、新しい夫婦の幸福へのスタートを願う。自分は豊丸産業社員全員の気持ちとして伝えるのだ!と、気合を入れてスピーチに臨む。
大げさな・・・と思われるかもしれないが、なんでそんなに気合を入れなきゃいけないかというと、実は自分は人前で話すことが苦手な上がり症なのだ。だから、それを打ち消すために気合を入れる。
それでも、何度もスピーチをやっていると段々慣れてきて、緊張感が欠けるようになってきたのも事実だ。(今回がそうだということではないので誤解無きよう)
しかし、これが要注意だ。当たり前に感じるようになると、油断して大失態を演ずることになりかねない。
結婚式のスピーチに限らず、嬉しいことも悲しいことも、それを繰り返すことで鈍感になってくることは多々あるのではなかろうか。
給料を初めて貰った時の喜び。苦しい時に手を差し伸べてくれた時の嬉しさ。思い切って告白した時に、うんと言ってくれた時の感動等々。
日々の感動や、時には痛みが、当たり前に感じるようになってしまうこと。これは危険だ。その後の人生をつまらないものにし、一気に精神的な老化を進めてしまう。
Posted by 社長 at 2010/08/30 16:02 コメント(0)
直角直行
幼稚園年少の一番末の子の夏休みの宿題で、「一番がんばったこと」と「一番楽しかったこと」を書くという課題があった。
それで本人に尋ねたら、「早く起きた!」とか「何でも食べた!」とか言う。なに~っ!お前、毎朝起きるのは10時過ぎだし、野菜食べずにガリガリ君ばかり食べてたんじゃないのか?と言いたいところだが、言ってることとやってることが違うのは親譲りかな・・・(照笑)と考え、まあ良しとした。
しかし、困ったことに、この夏休み、どこにも出かけず、水嫌いでプールにも行かず、家の中で一人毎日ゴセイジャーごっこをやっていて、楽しいことって聞かれてもと思っていたら、「花火が楽しかった」と言う。
花火といっても、たかが線香花火なんだが、何も旅行やキャンプばかりが楽しいことではなく、小さな子供にとっては、パチパチ燃える線香花火を眺めるのもすごく楽しいことなんだと再認識した。(ちょっと言い訳がましいが・・・)
考えてみれば、楽しいことが多過ぎると楽しいことが当たり前になって、ちょっとしたことでは楽しめなくなり、逆に一瞬でも辛いことや苦しいことがあると、それに耐えるという我慢強さが弱くなってしまうのではと思う。
辛い時や苦しい時が殆どで、その合間にちょっとした楽しみがあると喜びを覚える。苦難を乗り越えた時にこそ、本物の幸福はある。これは、19世紀に活躍したスイスの哲学者ヒルティが「幸福論」の中で述べている。
さて、話題は変わって当社の新筐体「ALUMINA(アルミナ)枠」。この筐体の特徴を一言で表現すると「直線的」。感覚的に表現すれば「まっすぐ」。
自然界に存在するものはすべて曲線でできていて、直線は人間の意志が最も明確に入った線だそうだ。また、最も効率的で最短なのも直線で、そこから意志の強さが読み取れるそうだ。
特に近代以降、建築物や町作りに現れているそうで、日本で最初に体現した建築物の代表が「名古屋城」ということだ。本丸や天守閣、そして敷地の形状、堀の形状すべて直角直線である。
天下の名城「名古屋城」と一緒にしてしまうのは大変失礼ではあるが、当社の「ALUMINA枠」の直線も名古屋城同様、当社のまっすぐさと信念の強さを表現している。ちょっと言い過ぎかもしれないが(笑)、そんな風に理解していただければ大変嬉しい。
Posted by 社長 at 2010/08/24 14:04 コメント(0)
平和
11日から5日間の夏休みをとって、今日から気分新たに仕事開始だ。今年の夏休みは次女が受験ということもあり、連日勉強の付き合いでどこにも出かけずだ。
勉強を見る立場になって漸くわかるのだが、できない問題にぶつかってすぐに答えを求めても、それは殆ど身に付かない。理解したように感じるだけで、時間が経てば忘れてしまう薄っぺらなものだ。
対して、難しい問題にぶつかった時に、過去に蓄えた浅い知識を引きずり出して、食らいついて考えてみると、案外簡単に解けることもある。仮に解けなくても、過去に蓄えた浅い知識が深い知識に変化していく。
仕事でも同じことが言えると思う。難題にぶつかった時に、どうやったらそこから逃げることができるのかを考えるのではなく、どうやったらそれを解決できるのか、自分の過去の経験や知識を思い返し、それを元に熟考してみることが大切だと思う。
さて、昨日は終戦記念日。戦争で亡くなった人を悼み、平和を願う日だ。テレビや新聞でも、戦争という行為が如何に愚かなことなのか、各社特集を組んで報道している。
━ 今から65年前、名古屋市の大井国民学校の子供たちは、戦火を避けるために疎開していた安楽寺(愛知県西尾市)が三河地震で倒壊し、32人が亡くなった。この学校は戦後、子供たちに二度と戦争の苦しみをさせたくないという願いをこめて、「平和小学校」と改名した。(朝日小学生新聞より)━
疎開先で、親元から離れた子供たちは昼間は弱音は吐かなくても、夜になるとすすり泣いていたそうだ。その中の一人、三浦さんという女子生徒は、翌日家族が迎えに来ることになっていて、うきうきして眠れない様子だったらしい。ところが、その明け方、マグネチュード7弱の地震が遅い、お寺の本堂の倒壊の中に、彼女を含めた32人の子供たちが命を落としたということだ。
改めて、ご冥福をお祈りすると同時に、平和な社会が継続する事を願いたい。そして、パチンコがそういう社会の継続に貢献でき、平和の象徴になれるよう努力したい。
Posted by 社長 at 2010/08/16 09:19 コメント(0)
ブラックホール
昨晩、もう寝ようと思ってベッドに入ったら、なかなか寝付けないのか我が家の三女が布団の上でゴロゴロしていた。
「パパ、もしブラックホールが目の前にあったら入ってみたい?」 彼女の質問に、こいつこんな夜中に何を考えているんじゃと思いながら、遥か昔、小学生の頃、名古屋市科学館の「星の会」会員だった自分としては、知っている範囲の事を自慢げに話して聴かせる。
「もしもブラックホールが目の前にあったとしたら、入るか入らないかなんて考えている間もなく、あっという間に吸い込まれていくんだよ。」
「その先はどうなっているの?」
「それは誰もわからない。四次元の世界があるのかも。」
「四次元って?」
なんて会話を夜中の1時に親子で楽しみながら(変な親子だね・・笑)、昔あったパチンコ機を思い出した。
それは、逆転パチンコ。入賞口(入ると玉が出る穴)とアウト口(入っても玉が出ない穴)が、ある条件を機会に機能が逆転する機械。詳しくは思い出せないが、ひょっとしてパチンコ博物館に展示してあるだろうか。
現行規則では、そんな機械を作ることは難しいかもしれないが、ファンの減少・遊技機会の減少に歯止めを掛ける為には、発想の転換が必要なことは間違いないであろう。
Posted by 社長 at 2010/08/10 14:28 コメント(0)
考えるということ
最近、目が悪くなったせいか(僕は遠視と言っているが、周囲は老眼と言う)、読書をしていると文字を追うのに精一杯で、読みながら理解し考えるということが減ったように感じる。
会社にいる時は、一日のうちどれぐらいパソコンに向かっているのだろう。社内メールに目を通したり、インターネットで業界関連の情報を探したり、なんだかんだで2~3時間接しているように思う。
好きなサイトはお気に入りに登録しているが、定期的に目を通すサイトにニューズウィーク日本版がある。世界の動向を探りながら、パチンコ産業を考える・・・という大それたものではなく、自分の知識の拡充や本業以外の問題について考えてみる、そんな感覚で楽しんでいる。そのニューズウィークにこんな記事があった。
「iPadであなたはもっと馬鹿になる」というタイトルで、「(前文省略)かつてコンピュータは、時間を節約するためのツールとされていたが、現実は正反対で、インターネットのせいで、私たちは何もしないまま時間を浪費している。(中文省略)私たちがしていないことは?それは考えるということ。情報を処理はしているが考えてはいない。(後文省略)」
上記の記事を読んでいて、社内で終日パソコンに向かっている社員の顔が思わず頭の中を過ぎったが(笑)、同時にこうしてブログ書いている自分の日頃の仕事を振り返ってみると、思わず額から汗がこぼれた。
Posted by 社長 at 2010/07/29 11:47 コメント(0)












