一日は長し、一生は短し

2014.02.15

インフレ

近所のたこ焼き屋さんが一気に値上げし、うち子供が好んで食べていた「たません」が100円から200円になった。

他の品も、ジュースが150円から200円、たこ焼きが200円から300円という具合で、店に来る子供たちがめっきり減ったように感じる。

これはまさに、経済学的に表現すると、原料の仕入れ値が上がったことによる、つまりたこやき屋さんの都合によるコストプッシュ型のインフレで、一般的には「悪いインフレ」と言われる。

これで、子供たちの小遣いが倍ぐらいに上がれば、彼らの財布の紐が自然と緩むことによる需要牽引型(ディマンドプル型)のインフレで、一般的には「良いインフレ」と言われる。

今のところ、日本経済は前者のように感じるが、順調に景気が回復して後者のようになってほしいものだ。

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