一日は長し、一生は短し

2014.04.08

ふたりのアキラ

久しぶりに読んだ本の話。

平塚晶人著「ふたりのアキラ」(ヤマケイ文庫)。
伝説の登山家、松濤明と奥山章の二人を、晩年の奥山の妻との手紙のやり取りを通して、作者が二人の実像に迫るという内容。

昔、山登りを少しやっていた頃、松濤明を主人公にした「風雪のビヴァーク」を読んで槍ヶ岳北鎌尾根を知った。

いつか挑戦したいと思い、26歳の夏、この難ルートに挑んで、苦労しながらも登頂に成功した。

今でも毎年、何名かの登山者が遭難し、未だに行方不明の方もいる。
今思えば、無謀なことをしていたかもしれない。

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