一日は長し、一生は短し

2017.09.25

リトルダンサー

先週行った札幌出張の帰りの飛行機は、大きなお土産袋を持った観光客で一杯だった。
時間ギリギリに乗り込んだので、空いている棚がなく、仕方なく足元に置いて帰ったが、北海道を旅行する人の多さに驚きだ。

さて、週末は久しぶりにのんびり映画を楽しんだ。
娘が借りてきたブルーレイで、2000年に初公開されたイギリス映画「リトルダンサー」だ。

現在、東京や大阪で公演中で、大人気となっているミュージカル「ビリー・エリオット」の原作で、バレリーナを目指す一人の少年の成長を描いた作品だ。

題名ぐらいは知っているものの、さほど興味が沸くには至らず、初の鑑賞となったが、なんとこの映画で使われている音楽が僕が大好きなT.REXだ。

T.REXの初期の曲が映画のポイントポイントに使用されているが、それ以外にもクラッシュやジャムといった70年代を代表するバンドの曲が映画のシーンを引き立てている。

ある面、この映画の主役は、エリオット少年というより彼のお父さんかもしれない。

優しい少年と厳格な父。
未来のある少年と先の閉ざされた父。

子の成長で親の気持ちが動かされる。
そんなシーンに自分の気持ちもグッとくる。
世のお父さん方に観てもらいたい映画だ。

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