一日は長し、一生は短し

2018.02.13

さよなら、田中さん

相変わらず寒い日が続いている。

連日の大雪により、金沢にある当社の営業所でも雪かきが大変で、仕事どころではないようだ。

さて、この3連休、中学2年生の鈴木るりかさんという女の子が書いた「さよなら、田中さん」という小説を読んだ。

本屋さんに立ち寄ったら「話題作」ということで平積みになっていて、さらっと目を通したら面白そうなので買って帰った。

小学校6年生の子どもたちの日常生活が舞台となっていて、そこで起こる出来事に対し、それぞれの子どもたちの心理がうまく描写されているドラマの脚本のような小説だ。

我々の回りでも普通にありそうな内容で、読む者をくすっと笑わせたり、ジーンとさせたり、読者をひきつけるテクニックが秀逸である。

作者は小学生時代、文学賞受賞の常連だったようで、この小説を完成させる書く上での観察力、想像力、表現力を考えると、なるほどと納得させられる。

将来がとても楽しみな小さな作家の誕生だ。

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