一日は長し、一生は短し

2019.03.08

一日一生

3月に入り春めいてきたと思ったら今日は冷たい風が吹く。三寒四温とはよく言ったものだ。

元厚労省事務次官の村木さんが冤罪で拘留の身となっていた時に読んだ本のひとつ、天台宗大阿闍梨・酒井雄哉氏が著された本「一日一生」を読んだ。

勿論、千日回峰行という難行を人生に二度、しかも二回目は60歳を過ぎてから満行されたという経験からの話で得るべきことは数多いが、それ以上に師の幼少期から得度に至るまでの体験は心を揺さぶる。

拘留生活という明日の見えない日々に、希望の灯りとして村木さんの気持ちの支えとなったことがよくわかる。

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