一日は長し、一生は短し

2019.06.04

土俵際からが勝負

全仏オープンテニスの3回戦では最終セットで0-3となった時点で絶対に負けると思ったし、昨日の4回戦でも最終セットで1-4となった時点、そこを凌いだものの、その後ブレークを許し3-5となって、相手にサービングフォーザマッチを許した時点で完全に諦めたが、錦織選手はそこから挽回して勝利を手にした。

特に昨日のゲームは、両選手にとって精神力の戦いだったと思う。追い込んで冷静さを失った相手の選手に対し、追い込まれて冷静さを取り戻した錦織選手。歴史に残る素晴らしいゲームだった。

こういうゲームを見ていると、勝負は最後まで分からないし、絶対に諦めてはいけないということを諭される。

但し、日頃のハードなトレーニングで作り上げた体力や気力があって漸く実現できる(かもしれない)ことなので、仕事で好結果を出そうと思えば、焦らず休まず日頃の地道な努力を疎かにしてはいけないということだ。

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