一日は長し、一生は短し

2022.07.08

八ヶ岳

梅雨が明け、猛暑が続きましたが、これまでセミの声が聞こえませんでした。

ところが、ここ2,3日、大雨が続いて、本日カラッと晴れ上がった途端、セミの合唱が始まりました。

今年は梅雨明けが早過ぎて、地中で生活しているセミは、それに気付いていなかったのかもしれませんね(笑)。

ところで最近、昔愛読していた「岳人」という山岳雑誌を再び購読するようになりました。

ゴルフは下手だし、不器用で楽器は弾けず、これといった趣味がないので、昔少しかじった山登りを再開しようと思ってのことです。

この雑誌は1947年に京都大学山岳部の有志によって創刊され、その後、中日新聞社から発行されるようになりました。

その後、発行部数の減少で廃刊を検討していた時、アウトドア用品で有名なモンベル社が支援の名乗りを上げ、同社が継続して発行するようになったそうです。

この6月に発行されたのが記念すべき900号で、当社の保養所がある「八ヶ岳」が特集されていました。

私が入社して数年経った頃、新卒で入社した社員を対象に、新入社員研修の一環として、八ヶ岳の赤岳登山を始めました。

体力や経験が違うメンバーが、お互いのペースに気を配りながら、苦しい山登りを経て山頂で共に喜びを分かち合うという、チームワーク醸成を目的とした研修です。

当時はまだ当社の保養所がなかったので、中京大学様の研修センターに宿泊させていただき、そちらを起点に実施していました。

赤岳は八ヶ岳連峰の最高峰で、その高さは2,899mです。

上部は何か所か鎖場もあり、高度感を感じられる山ですが、毎年我が社の新入社員諸氏は私の先導の下、この登山に挑戦させられてきました。

その後、研修としては、少々危険過ぎるのではという声が社内で上がり、この登山研修は赤岳から蓼科山に変更されました。

現在は新卒社員の募集を行っておらず、そのため登山研修も実施されていませんが、またいつか復活させたいと(密かに)思っています。

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▲赤岳

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