一日は長し、一生は短し

2009.01.26

予期せぬ出来事

 昨年の12月に、数年ぶりに会った友人から、外見変わらないけど髪が薄くなったんじゃないとショックな一言。最近は女房も、「急激にはげてきてるよ!」ときついコメント。

 そうなんだな、頭の一部の抜け毛が激しく、おろした髪の隙間から肌色の表皮が見える状態で、かなりヤバイ。所謂円形脱毛症ってやつかな、と思っているが、ひょっとしたら加齢からくる再生不能のはげかもしれない(悲)。

 そこで、今年に入って「リアップ」という薬を買ってきて、朝晩トントンと擦り込んでいる。会社のこととか、家のこととか、いろいろな団体で柄にもない立場で仕事をやらせてもらっていることとか、きっとそんなことから来るストレスが原因だろう・・・と考えながら、残っている髪の毛が落ちないように注意しながら擦り込む。

 思い返せば、自分の親父は40代の頃に大きなはげを作っていた。そんなこと気にもせずに、僕は毎日好きなことをやって過ごしていたが、あれはきっと仕事で悩んだ挙句に作った円形脱毛症なんだろう。そんなことも知らずに、余計な悩みばかり作って申し訳なかったと今は反省している。

 親父は今年80になるが、今でも年齢の割に髪はふさふさしているし、白髪よりも黒髪の方が多い。僕も髪が多すぎて困っていたぐらいだから、これはやっぱりストレス性の脱毛症なんだ、と自分を納得させる。同時に、俺もこの年になって漸く親父に近づいたか、と自分を慰めながら、ストレスに値する結果を仕事で残そう!と鏡に映った自分に誓う。

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