一日は長し、一生は短し

2011.05.13

会社の新年度スタート!

 以前は、昼食に行くのに車を使うことが多かったが、最近はできる限り歩いて出向くことにしている。理由は、無駄にエネルギーを使うことをやめ、自己資源の有効利用(笑)を促進するためである。

 歩いて食べに行くと、車で行けば片道5分、10分で済むところを、15分、20分と掛かる訳で、無駄な時間と思いきや、案外そうでもない。

 歩きながら、季節の風を感じ、人の往来に彼らの人生を想像する。日頃、仕事のことでカチカチになった頭にとって、そんな時間は一服の清涼剤であり、脳みそのカイロプラティックだ。

 そんな時、考えに考え抜いても答えの出なかった問題が、突然の快便ですっきり便秘が消えるように、目にする光景の中に突然浮かぶ。

 効率性ばかり追求する世の中になって久しいが、道草するからわかること、ゆっくり歩くからみえることってあるのではなかろうか。

 今年の1月に、母が手術をしたことがきっかけだと思うが、その後の3月に発生した東日本大震災で、被災された多くの方々の壮絶な人間ドラマを新聞で目にすることで、人生とか、またその生き方とか、そんなことを考えることが多くなった。

 一目散に走ることもいいけれど、ちょっと道を外れて、違う空気を吸ってみるのもいいことだ。人の行き方、社会のあり方、子供の育て方、いろいろなことに当てはまるのでは・・・と感じて臨む、今日この頃、会社の第52期事業年度である。

追伸:しかし、ご高齢にも拘わらず、毎週被災地を慰問されている天皇、皇后両陛下には、本当に頭が下がる。おいらもがんばるでえ~!

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