一日は長し、一生は短し

2014.04.25

部活の顧問

中学時代に世話になったハンドボール部の顧問の先生が定年退職されたので、この日曜日にお祝いの会を開くことになった。

当日は先約があり出席できないのが残念だが、先生の退職祝いとしてご本人の希望で「鍬」を贈ることにしたそうだ。

話によると、退職後は畑仕事に精を出して生活されるそうだが、この先生は我が母校の弱小ハンドボール部に革新を起こした人である。

先生の就任前のハンドボール部は、練習といえばバットでハンドボールを打ってゴールに入れるなんて馬鹿な遊びをやっていて、試合に出ても試合にならないようなクラブだった。

ところが先生が大学を卒業され、我が校に赴任されると同時にハンドボール部の顧問になると、そこから鬼の特訓が始まった。

どんな練習をさせられたかは割愛するが、その年に出場した名古屋市内の中学校の大会では、強豪校相手に善戦するぐらいのレベルになり、上位に進出するチームになった。

もう何十年も前の懐かしい思い出になってしまったが、元気に鍬を振る当時と変わらぬ先生の姿が頭に浮かぶ。
またいつかお会いしたいものだ。

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