一日は長し、一生は短し

2014.09.17

似て非なるもの

資本主義と民主主義は同じようなものだと思っていたが、実はこれは似て非なるものらしい。

ジョセフ・スティグリッツという米国人エコノミストが日経ビジネスに寄せていた記事によると、いくら富が拡大しても一般市民の富は増えないそうだ。

なぜなら、市場経済が健全に機能するような政治システムがないと、まがいものの資本主義が横行し、企業と富裕層がすべての富を搾取しやすくなるからだそうだ。

氏曰く、現代の最大の問題は、21世紀の資本について問うことではなく、21世紀の民主主義について問うことである。

なるほど、目指すべき道は、民主主義的資本主義ということかな。
まさに、現代の所得倍増計画が必要なのかもしれない。

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