一日は長し、一生は短し

2015.12.03

忘年会

最近、名古屋市内の横断歩道に、歩行者用の黄色い手旗が置かれるようになった。

児童や高齢者の安全を確保すると同時に、旗が置かれているのが目に入るだけで、我々ドライバーに注意を促す効果があり、交通事故抑制にはいいと思う。

さて、忘年会のシーズンとなり、手帳が黒く埋まりつつあるが、若い時はウキウキして出掛けたものだが、今は飲む前から二日酔いの心配をするようになってしまった。

この忘年会。

安岡正篤先生が仰るには、本来、忘年とは一年の苦労を忘れるという意味ではなく、文字通り、年を忘れることであり、先輩と後輩という年齢の差を越えて、心と心の付き合いをすること、だそうだ。

無礼講のどんちゃん騒ぎも時にはストレス発散でいいかもしれないが、会社の忘年会にしろ、取引先との忘年会にしろ、礼をわきまえた上で、安岡先生の言う「忘年の交わり」をするよう心掛けたいものだ。

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