一日は長し、一生は短し

2016.06.10

あきらめない心

急激に真夏にシフトしているのか、入梅後の今日この頃。

ここ近年の梅雨期は、真夏日か大雨か、どちらかではっきりしている。

久しぶりに本の話。

書店の中では丸善さんが好きで、ベストセラーにこだわらず面白そうな本を並べてくれている。

何冊か購入したうちの新潮文庫発行の「あきらめない心(天野篤著)」が面白い。
天野 篤さんといえば、天皇陛下の心臓バイパス手術をした神の手を持つ心臓外科医だ。

天野先生は医学部の受験で苦労されたこともあり、医師免許取得後、大学の医局に残らず、本物の外科医を目指して民間病院で手術の実績を重ねられたそうだ。

その著書の中で、自分が思う名言を紹介する。

現場を変えるには、過去の慣例や既得権益のようなものへのこだわりは、一度壊してしまわないといけない。

医師の質が悪いと、当然のことながら一緒に働く看護師の質も低下する。
医療スタッフのレベルは、医師の質に比例するのだ。

肝に銘じたい二つの言葉である。

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