一日は長し、一生は短し

2016.09.23

台風

今年は早い時期から台風が次々と襲来し、各地に甚大な被害を与えている。

まずは、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災者の皆さんが一日でも早く元の生活に戻れるよう、陰ながら応援したい。

台風といえば、名古屋では昭和34年に発生した伊勢湾台風がまず挙げられる。

最低気圧が900hPaを切り、最大風速が70m/sを超える猛烈な台風だ。

その被害は、死者・行方不明者を合わせ、5000名を超える。

当時、母方の実家にいた僕はまだ2歳。

記憶にはないが、猛烈な台風に襲われた家屋は浸水し、祖母は僕を2階に非難させた後、水に飲まれて亡くなったそうだ。

まさに命懸けで孫である僕を守ってくれた祖母との思い出は、申し訳ないが殆どない。

でも、祖母の享年を超え、過去の事がとても懐かしく感じる年齢になりつつある今、彼女への感謝の思いが深くなる。

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