一日は長し、一生は短し

2016.12.08

認知症情動療法

今週は一気に真冬の気温になるとの情報で、昨日から始まったインテックス大阪での「ケアテックス関西」(福祉機器展)には厚着をして出掛けた。

ところが思いのほか好天で、コートも手袋も邪魔になるぐらいの陽気だった。

名古屋からインテックス大阪へは乗換えが多いので、荷物が多いと大変だ。

さて、この「ケアテックス関西」という展示会は、関西地区では始めて開催される福祉機器展で、来場者は全て福祉業界で生業を営んでいる人が対象となる。

そのせいもあり、同展示会で開催されるセミナーは専門的な話が多く、僕は仙台富沢病院の統括理事長である藤井昌彦先生による「薬物に頼らない認知症ケア、心と体に優しい認知症情動療法とは?」という講演を聴講した。

認知症の治療として一般的には薬が用いられるが、人間の脳の中にある「大脳辺縁系扁桃体」というところを刺激することも有効で、情を中心とした良い刷り込みを行う情動療法も合わせることで改善が見られる、そんな話だった。

当社が展示している「トレパチ!」の狙いが先生の話に通じることもあり、講演後に名刺交換し、ブースまで足を運んでいただいた。

その折に、お世辞もあると思うが、当社の取り組みと製品にとても高い関心と評価をいただいた。

今後、励みにして推進して行きたい。

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