一日は長し、一生は短し

2017.02.16

150年

出勤時の朝は、車のラジオでNHKの「すっぴん」という番組をよく聴いている。

少しでも知識を増やそうとの努力のつもりなんだけど・・・(笑)。

その番組の中だったか、合間のニュースだったか忘れてしまったが、今朝は「美しく青きドナウ」を取り上げていた。

オーストリアのヨハン・シュトラウス2世が作曲した、誰もが一度は耳にしたことがある有名なワルツだ。

僕も小学生時代、音楽の授業で何度か聴いていて、子どもながらに綺麗な曲だなと感じた覚えがある。

さて、その「美しく青きドナウ」がウェーンで初めて演奏されてから、今年は150年を迎えるそうだ。
それを記念して、ウィーンではいろいろなセレモニーが開かれているらしい。

当時のオーストリアはプロイセンの戦争に敗れ、加えてコレラが大流行していたこともあり、国は大変疲弊していたそうだ。そこで国民を励まそうと、当初この曲に付いていた歌詞が飛んでいる。

ウィキペディアから引用するので、現代に歌われている美しい歌詞と比較すると面白い。

ご時世なんて気にするな...
こんな、時世なんざ!
悲しんだって、どうしようもないさ
そうだな、その通りよ!
苦しんだって、悩んだって、何の役にも立ちゃしないだから、楽しく愉快にいこうぜ!

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