一日は長し、一生は短し

2017.11.14

伏見工業

先の日曜日、高校ラグビーの京都大会決勝戦があり、京都成章と伏見工業のライバル同士の試合となった。

ラグビーファンならご存知の通り、伏見工業はテレビドラマ「スクールウォーズ」のモデルとなった学校で、著名なラグビー選手として大八木や平尾、最近では松田を輩出している有名校だ。

その伏見工業は現在、同じ京都市立の洛陽工業高校と統合され、「京都工学院伏見工業高校」という名称だそうだが、来年の4月から伏見工業の名前が消え、正式名称は「京都工学院高校」になるそうだ。

ラグビーの1ファンとしてとても寂しい気持ちになるが、OBや現役の生徒、そしてラグビー部員の皆さんの気持ちはとても辛くて悲しいことと思う。

さて、その決勝戦。試合前から応援席は熱が入り、スタンドに陣取るラグビー部員(応援団かも)は上半身裸になり、オールブラックスのハカの如く、伏見工業ハカ?を披露して、グランドの選手達に気合を入れる。

その強力な後押しもあり、両校譲らず白熱した試合を展開したが、最後に意地のトライを見せるものの、自力に勝る京都成章の畳み掛ける攻撃に寄り切られてしまった。

これで高校ラグビーの全国大会(花園ラグビー場で開催)への出場は叶わず、伏見工業の勇姿を見ることはできなくなってしまったが、毎年年末年始を楽しませてくれた赤シャツ×黒パンは永遠に僕の記憶に残るだろう。

ありがとう、伏工!

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