一日は長し、一生は短し

2018.12.12

考える枯れ葦

中世のフランスの科学者であり思想家のパスカルが、「人間は考える葦」という名言を遺したが、これは人は植物の葦のように弱い存在であるが、葦と違うのは思考する存在だという意味である。

最近はネットの上っ面だけの記事を読んで、怒ってみたり賛同してみたりと深く思考することがない自分にとって、大いに反省を促される言葉だ。このままでは、歳と共に本物の葦に近づいて、何年か経ったら茶色く枯れた葦になってしまうような気がする。

さて、そんな反省からブログをもう少しまめに更新することと(笑)、長女が生まれた時から書き始めた父親日記を再開することにした。父親日記と言いながら毎日書いている訳ではないし、長らくさぼってしまうこともあったが、都度思ったことをつれづれなるままに書き記している。

これを遺すのは、自分の成功・失敗問わず(うまく行かなかったことの方が多いが)、そういう経験から自分が感じたことを子どもたちに伝え、迷った時の判断や悩んだ時の救いに少しでも役に立ててもらうことが目的だ。同時に、自分の認知症予防のトレーニングにもなれば一石二鳥である(笑)。

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