一日は長し、一生は短し

2021.10.05

弱くても勝てます

ポストシーズンを残して、MLBの今シーズンが終了しました。

毎日、大谷選手の活躍を楽しみにしていたので、彼のニュースが目や耳に入らないのが少々寂しいです。

さて、盛り上がった自民党の総裁選が終わり、臨時国会で岸田新総理が選出されましたが、総理の母校、開成高校の野球部を取材した本「弱くても勝てます」(高橋秀実著/新潮文庫)を先日読みました。

岸田氏が総理に選出されることを予想して読んだ訳ではなく、「開成高校野球部のセオリー」というサブタイトルに惹かれて購入しました。

複数の部活が共有する限られた運動スペースで、そして限られた時間で、それに野球未経験者もいるメンバーで、どう練習して試合に臨んでいるのか?
筆者が部員にインタビューする形でまとめられたノンフィクションです。

本の内容は割愛しますが、偏差値の高い少年たちの思考をベースとした野球は、強豪校に及ばずとも遠からずという試合をすることもあるのに少々驚きました。

京セラの創業者、稲盛氏が提唱する成功の方程式「熱意×能力×考え方」にも通ずることですが、野球に勝つにも勝利への執念や技術を磨くことは勿論大事ですが、それ以上に考え方が重要なのでしょうね。

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