一日は長し、一生は短し

2007.09.14

ラグビーはいいねえ。

僕はラグビーが好きだ。特にラグビーの精神たる「ワンフォーオール、オールフォーワン」という言葉が好きだ。同時に、背が高い人は高いなりに、低い人は低いなりに、どんな人でも適したポジションがあるという点も嬉しい。ゲームの展開も非常に戦略的で、そういう点から考えても、会社の運営に大変近いものがある。

僕の周りでもラグビーで名を馳せた人は、経営者としても会社をうまくリードしている人が多いように感じる。僕とラグビーの出会いは、出身大学がちょっと強かったというところから興味が生まれたことによるが、社会人になって先輩の勧めで入った某草ラグビーのチームでプレイを始めてから益々のめり込むこととなった。今はもうプレイできる歳ではないので(クラブによっては80歳過ぎて現役の人もいる)、もっぱら観戦する立場であるが、先日の深夜眠れなくてテレビをつけたら、たまたまラグビーW杯の日本対フィジー戦をやっていた。フィジー選手のラフプレイに苦しみながらも、FW戦で優位に立って、大西選手(学生時代からさらに野性味を増したなあ・・・)の好キックもあり前半はいいゲーム展開で後半を迎えた。かなりの暑さでフィジー選手はバテバテに見えていたが、なぜか後半は息を吹き返して連続トライで差を広げるが、日本もトライで応戦して食い下がった。ゲーム終盤は4点差で、1トライで逆転(ラグビーはトライすると5点入る)という、ラグビーにとっては一番興奮するゲーム展開となった。最後はフィジーのディフェンスの壁を破るには至らず、残念ながら敗戦となった。

しかし負けはしたが、あの暑さの中で、最後まで諦めず、身体能力に優る相手に食い下がった日本の選手に久しぶりに感動させられた。興奮冷めやらぬ中、俺もがんばらなきゃあ!と思って時計を見たら深夜?4時。てなことで、仕事も集中、寝るのも集中を強いられる一日となった訳である。

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