一日は長し、一生は短し

2007.09.20

私的パチンコ事情

我が家の生活用品はパチンコの戦利品だらけだ。電動歯ブラシ、体重計、ドライヤー、髭剃り機、鍋類、子供のおもちゃ多数、女房愛用のGショック・・・、おっとマッサージ器まであった。遡って思い出してみたが、学生時代の困窮していた時代にあっても、ボンカレー、マルシンハンバーグ、エメロンシャンプーかサンスターのトニックシャンプー(そういえば昔はリンスなんて使っていなかったなあ・・・)、釣り竿(食料にする為の魚の捕獲用)、インスタントコーヒー等々を一生懸命稼いでいた。考えてみれば食料品ばかりであったが、自分にとってのパチンコの魅力は、パチンコを始めて以来一貫して、狙った商品を獲得する醍醐味にある。

パチンコメーカーという自分の仕事を考えれば、本来はもう少しお金を使うべきなのかもしれないが、あらかじめ狙った商品を獲得する醍醐味が自分の目的なので、パチンコに使うお金はよく使って1万円、普段は5千円程度である。僕みたいなタイプのプレイヤーは少数派かもしれないが、物が溢れる時代にあっては、こういう小さなニーズも獲得していく必要があるかもしれない。他の業界を眺めても、最近は個人の嗜好に応えるようなものが多い。旅行なんかもそうだし、ゴルフ場のアコーディアなんかもいい例(山田紘祥先生の講演で聴いた話)である。

これからのパチンコ業界も、競合相手がレジャー産業全体と捉え、いかに多種多様なニーズに対応していくのか、ここが勝負の分かれ道になるような気がする。さて、メーカーとして何をすべきか!思考の日々である。

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