一日は長し、一生は短し

2007.09.25

駐車場で思うこと

僕は仕事や旅行でたまにセントレアの駐車場を利用する。駐車スペースは、数も広さも結構あるが、チェックイン受付数分前に到着という時に限って、なぜかいつも混雑している。
 時間ギリギリで行動している自分が悪いのだが、結構焦って空いている場所を探すことになる。その時いつも思うのだが、「この車、本当に身障者乗せてるの?」と疑ってしまうような車が、堂々と身障者用スペースに駐車されている。どういう神経でとめているんだろうと腹立たしく思いながら、空いているスペースを必死で探す自分が、ちょっとかわいそうに思えてしまう。(イカン、イカン)
 こういう光景は、その他の商業施設等の駐車場でもまま見られるが、日本人の常識とかモラルといったものは一体どこへ消えてしまったのだろう?何年か前にアメリカに行った時に、どんなに混んでいてもアメリカ人は絶対に身障者スペースに駐車しないという話を聞いた。もし警察に見つかると、検挙されるからだそうだ。そういう風に管理されていることもあるだろうが、一般的にはそういうスペースにとめようと考える人は殆どいないそうだ。
 たまたま一例として駐車場の問題を挙げてみたが、それ以外にも同じように感じることはあると思う。日本という国が長い間に培ってきた常識やモラルが生きていれば、厳しく管理されなくてもルールは守られるのではないだろうか。それが大人の国ではなかろうか。

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