一日は長し、一生は短し

2007.10.05

逆風の中で

 季節的には秋半ばであるが、相変わらず蒸し暑い日が続いている。この週末は大型の台風15号の接近で、各地域の被害も心配されるところである。(沖縄の皆さん、気をつけて!)
 ところで、パチンコ業界も嵐真っ只中という状況下、先行きの不透明感からなかなか進むべき道が見えにくくなってきている。端から見ているとものすごく儲かっている業界に見えているようだが、内情はなんのなんの非常に厳しい経営環境に置かれている企業(ホール・メーカー問わず)が大多数である。恥ずかしながら、当社もそのひとつに違いない。(ナニクソ、ガンバルゾ~!)
 僕は常日頃思っているのだが、パチンコが衰退しつつあるのはいくつか理由があり、そのひとつとして、余暇として国民に受け入れられる限界域を超えてしまったのではと考えている。時間とお金がある人が主たるファンで、そうでない人には敷居が高いレジャー。それが業界の現実ではなかろうか。
 では、この逆風の中をどう進めばいいのだろうか。業界挙げて推進している「安く遊べる・・・キャンペーン」もそのひとつであるが、もっと本質的な所に目を向けるべきだと思う。それは極めて単純で、嵐の中をリスクをおかして進んでいくような無謀なことはしないこと。そして進んできた道が間違っていれば、引き返すこと。そして一番重要なのは、多くの国民に受け入れられる為に、多種多様なニーズに合わせたホール営業、そして機械作りをすること。今、業界一体となって、それを真剣に考えていくべきではなかろうか。 

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