一日は長し、一生は短し

2008.01.24

伸びたり、縮んだり

 忙しいというのを理由に、何年も会社の健康診断を避けてきたが、子供が増えるとそういう訳にもいかず、この2~3年は真面目に受けることにしてきた。今日は、その健康診断の日であった。

 最初に身体測定があり、少しでも背を高く伸ばそうと思い、かかとを浮かせ気味にして(姑息な手を使ってしまった・・・)測ったところ、昨年より高くなっている筈が、な、な、なんと0.5cmも縮んでいるではないか!ちょっとショックであったが、そこへ追い討ちをかけるように、「社長、どうでした!?」と余計なことを社員が聞くではないか!(赤面)

 その後、目や耳の検査、血液採取、肺活量測定、肺のレントゲン、心電図・・・といろいろフルコースで検査してもらい、最後にバリウムを飲んでから胃の検査があった。10年ぐらい前だろうか、一度だけバリウムを飲んだことがあるが、その時はビールの特大ジョッキぐらいの量を苦労しながら飲んだ覚えがある。

 そんな経験が理由で、バリウム検査はできれば回避したいと思っていたのだが、与えられたコップは小さな紙コップで、飲むのもさして苦痛にはならなかった。医療の進歩もすごいものだと感心しながら、棺おけを丸くしたようなベッドに寝かされ、ぐるぐる回されて検査は終わった。

 何も問題ない事を祈るばかりであるが、バリウム検査を終えて数時間経ってからが大変だった。バリウムを体外に出す為に飲んだ下剤が急に効いてきたのである。グルル、グルル・・・とくる、なんとも表現しがたい下半身の異常から逃れる為、トイレを探すがどこもふさがっている。こればかりは社長も社員も同じで、血相を変えた人が右往左往している。

 トイレの数も少ないかもしれないが、緊急事態に合わせて増やすのももったいないし、来年からは下剤を飲む時間をスライドさせるようにしようかな。と思いながら、15時間ぶりにつついた坦々麺がなんともおいしかった。何事も健康第一。健康であることに感謝しながら、目標に向かって進みたい。

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