一日は長し、一生は短し

2008.05.16

続・ご近所さん

 会社の近所に昔ながらのパチンコ店があることを以前紹介したことがあるが、その店が最近閉店してしまった。噂で聞いていただけなので、確認の為に今日散歩がてら行ってみたところ、人影はなく一際目立つ10円スロットの宣伝ポスターが虚しく輝いているだけであった。

 うちの社員の何人かも日頃お世話になっていたので、ひょっとして彼らが玉を出し過ぎて、店が立ち行かなくなってしまったのだろうか。お客さんの数の割にはよく回っていたという話も聞いていたので、結構無理して営業していたのであろうか。

 いずれにしても、アットホームな雰囲気で妙に落ち着けるし、何よりパチンコファンを増やそうという意気込みからだと思うが、公休日に店内を開放して一般の人に自由にパチンコを楽しんでもらおうという、同じ業界にいて感動すら覚える営業姿勢を持った店が消えていくのは寂しい限りである。

 まあ、一番残念に思っているのは、この店でゆったりパチンコを楽しんできた近所のおじいさん、おばあさんだと思う。本来パチンコというものは、余暇産業というカテゴリーに位置付けられている通り、余暇時間を一番多く持てる高齢者をもっと大事にしなくてはいけないだろうな。ご近所さんも、顧客ターゲットをそんな所に置いて、もう一度店のコンセプトを明確にして再開してくれないだろうかなあ・・・、と心から期待する。(ご近所さんファン一同)

ページTOPへ