一日は長し、一生は短し

2008.05.28

セキュリティ

 最近めっきり暑くなって、毎朝糊の利いたカッターシャツを着るのが本当に気持ち悪い。もともと時計だのネックレスだの、肌にまとわりつくものを身に付けるのが好きではないので、冬のとっくりのセーター(ちょっと古いか・・、今はタートルネックと言うんだな)と夏のカッターシャツはどうも苦手だ。

 おまけに車は炎天下でのサウナ風呂状態で僕を待っていて、恐る恐る触るハンドルは火ばしの如く熱い。会社は早々と5月1日からクールビズとはいえ、会社で何人もの来客を迎える社長としては、礼儀正しくネクタイ着用での出社だ。

 話はすっ飛んで、昨日は、ホール・メーカー・商社等の業界の横断的組織である日遊協の「セキュリティ委員会」に参加してきた。その委員会では、不正を撲滅し、健全な業界を作っていく為の政策を検討しており、昨日もネットを使った詐欺に関する問題が提議された。

 その内容は、パチンコファンがアクセスしそうなサイトを立ち上げ、そこに「借金すべて返済します」とか「パチンコの負けはパチンコで取り返す」なんていう広告を張り付けて呼び込むという、詐欺まがいな手法の会員制ビジネスということだ。

 僕が思うに、合法な手段で確実にパチンコで勝つなんてことはあり得ない。現に、パチンコ機を作っているメーカーの社長である僕が、最近は一向に勝てないのだから・・・(苦笑)。あるとすれば、毎日特定の店に通いつめて、こまめにデータを記録して、統計的・確率的に分析して勝てそうな台を選んでプレイすることだけだと思う。それでも一時一時を考えれば、勝ったり負けたりで、1年単位ぐらいで見れば、確率は平準化するであろうという前提での話である。

 でも、一般的にはそんなに時間を使える人は多くないだろうから、パチンコは手軽な娯楽で、余暇を過ごす一手段と考えた方がいいと思う。僕はパチンコ産業に携わる一人として、ちょっとした時間を使って楽しむ娯楽として、国民から支持される産業になれればなあと思っている。老若男女問わず、誰もがふらっと気楽に立ち寄れて、勝っても負けても楽しめる産業にしたいなあと思う。

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