一日は長し、一生は短し

2008.06.19

禁煙パチンコ

 東京の東銀座に、全館禁煙・機械は低音量というパチンコ店があるという話を聞き、神奈川県(横浜市?)のパチンコ営業に対する禁煙条例案の問題もあるので早速行ってみた。

 東銀座という地域は、銀座の華やかなイメージは薄く、どちらかと言えば昔ながらの下町情緒を持った場所で、そのパチンコ店は一番メインになる好立地にあった。

 全館禁煙・低音量以外の特徴は、センターの通路を境に貸し玉1円と4円のコーナーを分けているところで、構成は半々ぐらいだったと思う。初心者にもわかりやすいように、遊技説明は丁寧で、理解し辛い機械については、店員さんが懇切丁寧に説明していた。

 どの機械を打とうか迷っていたら、かわいい女性の店員さんが近付いてきて、「わかりますか?機械ご説明しますよ~♪♪」とにこっと語りかけてくれた。「おりゃ、メーカーの社長だぞ・・・」と心の中で言いながら、かわいい笑顔にちょっと照れながら「大丈夫です。」とニヤリと応えた。

 全体的な感想としては、タバコのこもった嫌な臭いがなくて空気はすがすがしい。音量大の場合に差はそんなに感じていなかったが、音量小の場合は機械によって随分音の大きさの違いを感じた。補給装置を流れる玉のザーザーという音が耳障りに感じた。タバコの臭いがないのはいいが、別にほんのりできるような香りが漂っていれば、もっと心地よさを感じられる。

 ひとつの実験店舗として位置付けた試みだと思うが、パチンコファンの裾野を広げる為に、多様なニーズに応えていく為のテストはどんどんやってほしいと思う。当社もメーカーという立場で、多様なニーズに応え、国民に愛される産業として成長させる為に、どんどん新しい試みは取り組んでいこうと思う。

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