一日は長し、一生は短し

2008.09.03

道理に適い妥当なこと

 ある物品を購入したら、キャッシュバックがあるというので、引換証を持ってブラブラ歩いて郵便局に出向いた。本人証明が求められるかもと思い、自動車免許証だけはポケットに入れて、窓口で引換証を差し出した。

 そうしたところ、「署名と捺印をお願いします」と言われ、印鑑を忘れた旨を告げると「それでは引き換えできません」と言う。本人証明なら免許証はあるし、サインでどうかと言っても、頑として応じない。規則上できませんの一点張りだ。

 三文判ならコンビにでも買えるし、押印の意味は何なのかと尋ねても、規則ですからと埒があかない。数千円の話でいつまでもゴネるのもどうかと思い、その場は引き下がった。

 しかし、どう考えても不合理な話だ。印鑑絡みの同様の話は、他にもいくらでもあるのではなかろうか。印鑑以外でも、こんな納得できなかった話がある。

 新幹線に乗り遅れて、急いで次の電車に飛び乗ったら空席だらけだった。そこで、空いている指定席に座っていたら、車掌さんが切符の確認にやってきた。僕のチケットをまじまじと眺め、乗り遅れた場合は指定席が無効になるので、自由席に行ってくれと言う。

 指定席に座ろうが、自由席に座ろうが、それではみ出る人はいない筈なので、どちらでもいいように思うが、こちらも頑として応じてくれない。規則を軽視する訳ではないが、状況に応じて適切な判断をすればいいのにと思う。

 政治の世界でも、先の民主党離党後に新党を結成した国会議員。民主党に在籍しながら新党の立ち上げを着々と準備してきたことも如何なことかと思うが、比例代表で民主党の議員として選ばれたのであれば、何故議員バッジを返上しないのだろう?そこに合理的な理由があるのだろうか・・・?

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