一日は長し、一生は短し

2008.09.12

はや1年・・・

 ある人が、ブログももう1年は経っていますよねえ・・・と言うものだから、そんなことはないだろうと思って調べてみたら、何と昨日でちょうど1年だった。

 豊丸産業の情報発信のひとつとして、「社長の立場にいる自分という人間が、今何を考えているか」をテーマに、週一ぐらいの更新でスタートしたが、あっという間の1年であった。

 あまり気取らずに、自分が日頃感じていることを、仕事の問題だけにとらわれずに、素直な気持ちで書いてきた。勿論、賛同やら批判やら助言やらと、いろいろな方からメールをいただいた。どちらも貴重な意見であり、皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げたい。

 さて、最近、テレビでやっている高校生クイズで、我が母校が優勝したと聞いた。今、産学共同研究でお世話になっている諏訪東京理科大の篠原教授が、その高校生クイズとやらにゲストで出演するという話を聞いていたので、そのクイズ番組の名前だけは知っていた。

 我が母校がそこで超難関校を破って優勝したことはすごく嬉しいが、それ以上に嬉しさを通り越して感動したことがある。それは、某新聞の読者のコーナーに掲載されていた話だが、我が後輩達は、回答の都度睨みつけてくる相手校に対し、相手校の正解に対しては拍手を送っていたと紹介されていたことである。

 さすが、文武両道で道徳を重んじる学校だけのことはあると、番組に出ていた後輩達に感謝すると同時に、この学校の卒業生であることを誇りに感じた。やっぱり教育って大事なんだな。きちんと教育されれば、こういうことが当たり前のできるといういい例だと思う。

 会社も、良識を持った人材に溢れてくれば、細かな規定やマニュアルなんてきっと必要なくなる筈だ。「ぶきっちょ社長の奮闘日記」の2年目に当たり、僕はそういう会社を目標に努力していきたいと思う。

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