一日は長し、一生は短し

2008.11.04

iPod

 何ヶ月も前にパチンコの景品として獲得した「iPod」が、使われないまま家の机の引き出しの中で眠っていた。

 今は、車の中以外では殆ど音楽を聴くことがないので、最新のウォークマン(笑、歳を感じるよ)がどんなものなのか試してみたくて、玉2500発と交換した代物である。

 やろうやろうと思いながらも、家でのんびりする時間がなく、せっかくの「iPod」も活躍する機会を得ないまま放られていた。

 僕は時々体力向上の為に深夜に歩いたり走ったりしているが、いつもあまりにも退屈で長続きしないので、音楽でも聴きながら走ればと思い、パソコン使ってあれやこれやと入れてみた。

 それで、ようやく我家の「iPod」も日の目を見ることになり、そのお陰もあって深夜の僕の並走者として穴を叩いてくれている。

 しかし、この「iPod」のパワーってすごい!と思った。容量は1Gだが、僕の好きな音楽を何十曲か入れてもまだ空き容量がある。アルバム単位でもかなりの枚数入るんだろうな。ウォークマン世代の僕にとっては大変な驚きである。

 パチンコの機械作ってる社長がこんなことで驚いているのもおかしな話だが、音の録音を初めて可能にしたソニーのテープレコーダーをリアルタイムに知っていて、その後録音装置の進化と共に歩んできた自分にとって、iPodには目を見張るものがある。

 これがさらに進化したらどんなものができるのか、そんなことを想像するとワクワクするが、まずは自分の体の退化を防ぐ為、今晩はエルビスコステロでも聴きながら走ることにしよう。

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