一日は長し、一生は短し

2008.11.14

当たらねえ・・・

 人間生きてりゃ、長い人生に何度かスランプがある。スランプも大小あるが、絶望感しか持てないような大きなスランプも何度かある筈だ。

 僕の場合は、10代後半と40代前半に大きなスランプがあった。朝、目を覚ますと、今日も辛い1日が始まったのか・・・という暗い気持ちになり、起きているのが耐えられないような日々が続いた。

 出口のないトンネルはないと言われるが、本当に抜け出せるのだろうかと、毎日悩んでいた。今思えば、こうして幸せに生きていられるのも、そういう絶望感に浸った時期があり、それを乗り越えられたからだと思う。

 ヒルティが「幸福論」の中で言っているが、苦難こそ人を強くし、真に幸福感を持つことを可能にする。安楽は、ただただ人を弱くするだけだ、ということだ。

 会社も、ここ数年スランプに陥り、その間に業界も苦境に陥ってしまった。しかし、この苦難を乗り越えれば、必ずや陽が当たる筈だ。

 しかし、しかし、当たらねえ・・・。引きが強い方だと思ってきたが、最近の新台を一生懸命打っても、一向に当たらない。いつもさみし~い気持ちで、ホールを後にする。こういう時は、打ち疲れが倍増するね。

 もうちょっと打ち手の立場に立って機械つくらなきゃいけないな、と反省しながら、仕事もパチンコも真剣に取り組んでスランプを抜け出したい。(でも、ほんと勝てねえ・・・)

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