一日は長し、一生は短し

2008.12.25

クリスマスイブ

 昨晩の深夜、寒空の中でせっせとサンタクロースの代わりに、子供のクリスマス用のプレゼントとして購入した鉄棒をせっせと組み立てた。

 作業を終えたのが夜中の1時半ということで、体は冷えるし、ボルトを締めるのに使ったレンチが薄くて手は痛めるしで、本当に疲れきってしまった。

 しかし、子供たちがサンタクロースに宛てた手紙を読むと、そんな苦痛はどこへやら、変な満足感が満ち溢れてくる。

 「サンタさん、飴を置いておくので食べて下さい。包み紙は置いたままでいいです。」と一人の子の手紙。傍らに飴が3個置いてあるので、僕が失敬し、包み紙は残しておいた(笑)。

 「サンタさんに手紙を送りたいので住所をここに書いておいて下さい。」ともう一人の子。その手紙に適当にアルファベットを並べておいた(バレないかな・・・)。

 そして朝、それを見た子供たちがびっくりして報告に来た。「サンタさん、本当に来たよ!」 「えっ、本当に来たんだ!」と一緒に驚いて、「そう言えば、鉄棒欲しがってたよね。外でガタガタ音してなかった?」と聞く。

 みんなで外を見てみると、そこには青い鉄棒があるではないか!「うわーっ、サンタさん、これ運んで来たんだ!」と子供たちの大きな歓声に、思わず僕も子供と同じ気持ちになってしまった。

 ほんとに、サンタクロースっているかも・・・。子供たちの純粋な気持ちに本当にそう思えてきた。自分の人生、曲がっていないか確かめる為にも、時々心の空気の入れ替えをしてみるのも必要だなと思った。

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