一日は長し、一生は短し

2009.01.07

年賀状

 年賀状の宛名書き支援ソフトが普及しても、数年前までは手書きでせっせと宛名を書くようにしていた。手書きで書いた方が、相手に気持ちが伝わるのではないかとの思いでそうしていた。

 ところが、発送枚数がどんどん増えて、仕事上のお付き合いの方を除いても400枚近い数を書かなくてはならず、年の瀬をそういうことに追われて過ごすことに疲れてしまい、今は「筆まめ」のお世話になっている。

 今年も多くの年賀状を戴いたが、僕の友人たちは子供もいい年になってしまったのか、家族の写真付きの年賀状はめっきり少なくなった。景気も悪くなって、年賀状の作成代も節減しようということで、そうしているのかもしれないが・・・。

 家族の写真付きの年賀状が一番多いのは、何と言っても我が社の社員のみんなから送ってくれたものだ。いろいろ趣向を凝らしてがんばった形跡が伺えるが(仕事もそれぐらい力いれて欲しいな)、それぞれの家族の写真を見ていると大変幸せそうな雰囲気が伝わってくる。

 そんな写真をつぶさに眺めていると、自分の子供たちとダブってくる。本当に心から思えてくるのだが、社員の子供も自分の子供のように感じてきて、そういう子供たちの今の幸せな状態を絶対に潰しちゃいけないなと。

 大きな意味での会社の使命・社長の使命は他にもあると思うが、一番身近な問題として社長が使命感を持って臨まなければならないのは、きっとそういうことだと思う。新年を契機に、今一度覚悟を決めて臨みたいと思う。

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