一日は長し、一生は短し

2009.04.07

さくら、さくら

 花の命は短し・・・と言うが、例年この季節は風雨が強い日が必ずあって、桜が咲いたと思ったら瞬く間に散ってしまうことが多い。

 しかし、今年は珍しく晴天で穏やかな日が続き、美しく咲き誇った桜を毎日楽しませてもらっている。桜の木の下に立って、見上げて見える桜と青空はまさに絶景だ。

 高校生の頃だったか、僕が映画少年だった頃、岩下志摩だったと思うが満開の桜を舞台にした映画を見たことを思い出した。確か、坂口安吾の小説が原作だったかな。

 映画のストーリーは忘れたが、岩下志摩の色の白さと満開の桜の白さが怖いぐらいだった。あの透けるような桜の花びらの白さは、美しい女性の肌の白さに似たところがある。

 今週はしばらく晴れの日が続きそうなので、ボーっと木の下から桜の枝葉を眺めながら、微かに揺れる枝葉の間から見える空に、会社の将来像を描いてみようかな。机に座って考えるよりも、おもしろいアイデアが生まれるような気がする。

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