一日は長し、一生は短し

2009.05.01

第50期スタート

 名古屋ゴルフ倶楽部和合コースでは、第50回中日クラウンズが開催されているが、当社も今日から第50期事業年度がスタートだ。

 中日クラウンズも豊丸産業も、共に50年の歳月を積み重ねてきたんだと考えると、こちらの勝手な思いではあるが感慨深いものがある。小さな頃に親父に連れられ、中日クラウンズのゴルフ観戦に行ったことが何度かあるが、子供心にとても退屈だったことを思い出す。

 ぞろぞろと観客に流されるように歩いていくが、子供にとって大人越しに見える視界は限られる。確か当時は、簡易望遠鏡のようなものが売っていて、それを手に持って眺めていたような覚えがある。

 そんな自分ももはや壮年と言われる世代に差し掛かり、未だ何事も器用な方ではないが、社長に就任して3年目を迎えることとなった。過去の2年はとても自慢できるような業績は上げられなかったが、今期は3年目ということもあり、結果が求められるのは痛いほどわかっている。

 1年目に種を蒔き、2年目に水や肥料を与え、3年目の今期はいよいよ刈り取る年となる。収穫量は少なくても、農薬の使用は避け、有機農法とも言える方針で進めてきた戦略が、りっぱな果実を結実させられるかどうか、ここが社長の手腕だ。

 新しい組織を率先垂範して引っ張って、50周年を真に記念すべき年にしたいと思っている。さあ、スタート順は決してよくないが、焦らず休まずゴールを目指して走っていこう。

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