一日は長し、一生は短し

2009.06.24

昔、昔、その昔・・・

 昨日は、沖縄戦で亡くなった人たちの合同慰霊祭があり、新聞やテレビやネットニュースでもいくつか特集が組まれていた。

 沖縄には数回行った事があるが、事前にひめゆり学徒隊について書かれた本を読んで、多少の予備知識を持って「ひめゆり平和祈念資料館」を訪問した時は、万感胸に迫る思いに駆られた。

 しかし、ここ数日の特集を見ると、ひめゆり学徒隊の悲劇以上に、壮絶な行動が離島を含め各地でとられたようで、本当に心が痛むと同時に平和の尊さを知らされた。

 ところで平和の象徴と言えば、代表的なものにオリンピックがある。そのオリンピックに因んだパチンコに当社のクーベルタンという機械がある。

 最近はめったに巷の話題にならない豊丸だが(悲しい・・・)、神保美佳さんのブログで、そのクーベルタンに触れて頂いていたので、当時の思い出を少々ご紹介したい。

 クーベルタンは平成4年7月に販売した機械だが、盤面に載せた五輪のマークが商標の無断使用ということでJOCからクレームがつき、結果的に販売中止を余儀なくされた機械である。

 どんな経由でJOCに渡ったのかはわからないが、クーベルタンのパンフレットで発見したとのことだった。当時は、著作権だとか商標だとかについては不勉強で、今思えばとんでもないことをしたと反省している。

 また、当時はピカイチ天国の開発に苦労していて、ノイズや静電気の対策で夏休みも返上してみんなでがんばっていた時期でもある。同時期の販売機種としては、ビッグボンバーやエスカルゴ。豊丸がブレイクする直前であり、爆発する前には必ず前兆があるというのがよくわかる。

 これから時々昔の機械の思い出も語ってみたいが、パチンコもオリンピックのように平和な社会の創造・維持に貢献できればと思う。

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