一日は長し、一生は短し

2009.09.08

リニューアル

 「ぶきっちょ社長の奮闘日記」のタイトル画面が知らぬ間にリニューアルされていた。社長の知らぬ間になんだ!と言うつもりもなく、山好きな僕のことを考慮してか、富士山の写真になっていてちょっと嬉しい。

 豊丸産業のホームページの表紙もついでに見直ししたいが、デザインをよくするだけではなく使い勝手や見やすさをもう少し改善したいと思う。

 さて、日本も政権が変わっていよいよリニューアルされることになるが、諸政策を実行していく前提として、まず理念がしっかりしていることが大切だと思う。

 いくら熟考した政策であっても、すべてうまくいくかどうかはわからない。さまざまな条件が複雑に絡み合っていて、想定外の問題が発生することもあると思う。

 政策を実行してうまくいかない時、理念がしっかりしていれば、政策を練り直しての再出発は、そんなに難しくはない。

 脆弱な理念の下で失敗は、復活するのに時間がかかる。自分の人生を振り返って考えると、そんな例はいくつもある。

 連立政権であれ、民主党であれ、自民党であれ、官僚であれ、国民の満足感を高め、世界で認められる国家に創り上げていこうという志は同じだと思う。

 そういう大前提であれば、民主党中心の連立政権であっても、高い志を持った人材であれば、例え野党であっても抜擢してもいいのではと思う。

 小さなことには目をつむり、壮大な目標を掲げて一体となって進むべき時が来ているのではなかろうか。平家物語が語る「盛者必衰」にならないよう、我が会社、我が業界、我が国家はしっかりとした理念を持って進まなければならない。

 そういえば、当社の社員が社内メールで、僕が私淑する「安岡正篤先生」について触れていた。安岡哲学を自主的に勉強しようとする姿勢はたいへん嬉しい。まさに今、一燈照隅・萬燈照國を考える時だと思う。 

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