一日は長し、一生は短し

2009.09.29

新型インフルエンザ

 子供たちの通っている学校が、学級閉鎖や学校閉鎖になってきた。名古屋市内でも発症者が出たと言われて間もないが、瞬く間に拡大している様相だ。

 会社では消毒液を何箇所か設置して、感染拡大を予防する対策は取っているが、来客にうがいまで強制することはできないので、気休め程度にしかなっていないか・・・(ちょっと心配)。

 新型インフルエンザがスペイン風邪の再来にならないことを祈るばかりだが、環境変化は見えるところだけではなく、見えない世界にも大きな影響を与えているのかもしれない。

 ところで、「チーム6%マイナス」という環境活動 http://www.team-6.jp/ があって、当社もそこに参加して活動を始めた。これは地球温暖化を防ぐ為に、日本の温室効果ガス排出量を1990年度比6%削減することを目的にしたプロジェクトだ。

 しかし、先日鳩山新総理が、25%削減を国際公約したので、ひょっとして「チーム25%マイナス」に名称が変わるかもしれない(笑)。

 考えてみると、鳩山新総理は非常に戦略的な手を打ってきたと思う。日本国内でいくら25%削減と言ったところで、産業界の反対もあり、国内の合意を得るのは難しい。

 そこで、世界に約束することで、日本は外国から賞賛と関心の目を向けられることになり、好むと好まざるとに拘わらず、25%削減に向けて努力しなければならないこととなる。

 変化するときに、内側から変化していくのはなかなか難しい。大きな変化を望む時は、外からの影響力を利用するというのは、どんな組織でも常套手段なのかもしれない。

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