一日は長し、一生は短し

2010.01.22

竜馬がゆく

 年が明けて、積雪で迎えた元旦からしばらく寒い日が続き、その後は次第に春の陽気を思わせる暖かい日が訪れて、そしてここ2~3日は再び厳しい冷え込みだ。

 50も過ぎると気候の変化に対応し辛くなり、若かりし頃、半そででスキーを滑っていた頃が懐かしい。そういえば、冬山の寒さに体を慣らす為に、コートを着ないことは勿論、洗面所や台所ではお湯は一切使わず、真冬でもすべて水だけで生活していた。(昔の人は普通なんだが・・・)

 もともと体は丈夫な方なので、風邪なんてめったにひかないが、今年はとうとうやってしまった。発熱はないが、のどが痛くて鼻水ダラダラ状態だ。

 さて、今年のNHKの大河ドラマは楽しみにしていた「龍馬伝」。毎週放映時間に見ることはできないので、録画したものを時間の空いた時に楽しんでいる。

 同時に、司馬遼太郎作の「竜馬がゆく」を平行して読みながら、ドラマとの違いを比較しながら別の楽しみ方をしている。

 「竜馬がゆく」を初めて読んだのは学生時代だ。分厚い文庫本で何冊かあったが、一気に読んでしまった憶えがある。高校生の時に、五木寛之作「青春の門」も一気に読んだが、それ以来の感動だった。

 そして、何十年ぶりかで読み返してみると、原作の面白さを改めて感じるのは無論だが、自分が当時どんな生活を送っていたか、どんなことを考えていたか、いろいろ脳裏に甦る。それがまた楽しい。

 夢を持つこと。夢を叶える為に努力すること。夢を実現すること。たった一度の人生。絶対に諦めちゃあいかんぜよ。

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