一日は長し、一生は短し

2010.03.12

前回の続き

 前回、「認知症予防に、映画鑑賞や観劇が効果がある」と書いたが、その論文を見直したところ、「映画や芝居の製作に関る場合は効果があるが、観賞するだけではあまり効果がない」とのことだ。

 つまり、パチンコでもゲームでも、旅行でも組織活動でも、能動的に参加することで、認知症の予防効果に繋がるということである。

 言い換えれば、受動的な生活習慣が続くと、認知症になる危険性が高いと言え、若くても受身で仕事をやっている人は将来ヤバイということか・・・。

 ここ数年、僕も体のあちこちを故障するようになったが、人は歳を取れば体もガタが来るのは避けられない。

 最悪、歩けなくなれば、能動的に生活しようと思っても、なかなかそれが難しくなる筈だ。勿論、杖や車イスの方でも、健常者よりアクティブに生きている人もいる。

 しかし、一般的に考えれば、体が悪くなれば、生活が受動的になってしまうのではなかろうか。

 そんなことを考えていたら、以前ブログにも書いた、松本大学の根本先生の「インターバル速歩」を思い出した。

 高齢者を寝たきりにならないよう、当社は「パチンコ」という観点から、根本先生は「運動」という観点から、篠原先生に間に入ってもらい話をしたことがある。

 パチンコというマーケットの裾野を拡げていく為に、付加価値の付け方はいろいろあると思う。

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