一日は長し、一生は短し

2010.06.15

忍耐とは

 南アフリカに旅立つ前の国内での最終戦。韓国とのテストマッチは完敗に終わり、サッカー日本代表を引っ張る岡田監督は、批判の嵐に身を置く事となった。

 その後のワールドカップ直前での監督交代という話が、本音なのか冗談なのかで一悶着あったが、昨日の勝利はそんな話を過去の問題として葬り去った。

 日本のオヤジを漫画で描いたらああなるだろな、という外側が典型的なモデルの岡田監督が、内側はサムライジャパンの名に恥じない、いやそれを代表するような精神力の持ち主である事を証明した試合だったと思う。

 彼はどんな気持ちで日本を発ったのだろう?あれだけ新聞・テレビ・ネット等でバッシングされながら、そういう声にどういう気持ちで対峙したのだろう?

 よく忍耐力が・・・と言われるが、まさにリーダーとして持ち合わせていなければならない「忍耐」を見せつけられたように思う。

 昨晩のヒーロー岡田監督に心から拍手すると同時に、我が身を振り返り今日もまた反省である。

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