一日は長し、一生は短し

2010.08.16

平和

 11日から5日間の夏休みをとって、今日から気分新たに仕事開始だ。今年の夏休みは次女が受験ということもあり、連日勉強の付き合いでどこにも出かけずだ。

 勉強を見る立場になって漸くわかるのだが、できない問題にぶつかってすぐに答えを求めても、それは殆ど身に付かない。理解したように感じるだけで、時間が経てば忘れてしまう薄っぺらなものだ。

 対して、難しい問題にぶつかった時に、過去に蓄えた浅い知識を引きずり出して、食らいついて考えてみると、案外簡単に解けることもある。仮に解けなくても、過去に蓄えた浅い知識が深い知識に変化していく。

 仕事でも同じことが言えると思う。難題にぶつかった時に、どうやったらそこから逃げることができるのかを考えるのではなく、どうやったらそれを解決できるのか、自分の過去の経験や知識を思い返し、それを元に熟考してみることが大切だと思う。

 さて、昨日は終戦記念日。戦争で亡くなった人を悼み、平和を願う日だ。テレビや新聞でも、戦争という行為が如何に愚かなことなのか、各社特集を組んで報道している。

 ━ 今から65年前、名古屋市の大井国民学校の子供たちは、戦火を避けるために疎開していた安楽寺(愛知県西尾市)が三河地震で倒壊し、32人が亡くなった。この学校は戦後、子供たちに二度と戦争の苦しみをさせたくないという願いをこめて、「平和小学校」と改名した。(朝日小学生新聞より)━

 疎開先で、親元から離れた子供たちは昼間は弱音は吐かなくても、夜になるとすすり泣いていたそうだ。その中の一人、三浦さんという女子生徒は、翌日家族が迎えに来ることになっていて、うきうきして眠れない様子だったらしい。ところが、その明け方、マグネチュード7弱の地震が遅い、お寺の本堂の倒壊の中に、彼女を含めた32人の子供たちが命を落としたということだ。

 改めて、ご冥福をお祈りすると同時に、平和な社会が継続する事を願いたい。そして、パチンコがそういう社会の継続に貢献でき、平和の象徴になれるよう努力したい。

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