一日は長し、一生は短し

2010.09.30

リレー

 毎年10月、子供の通っている小学校の学区の運動会があり、是非リレーに出場してもらえないかとの打診が女房にあった。このリレーというのは、小学生から成年まで世代別男女別に分け、1チーム10名ぐらいで走る競技だ。

 僕は日頃、「昔は足が速かった」と家で自慢していることもあり、女房や子供からは是非その雄姿を見てみたいと拍手喝さいだ。(小学生の頃は、ホントに学校代表で市の大会に出たりしたのである。)

 しかし、すんなり出場を承諾するのも出たがりオヤジに見られるので、「いやー、僕もいい歳なので、もっと若いお父さんに出て頂いた方が・・・」と言いながら、「もし、どなたも出られないようであれば、仕方がないので自分が・・・」と返答した。

 さあ、そこで、決まってからでは遅いので、睡眠時間を削って早速トレーニング開始だ。家の近所にある平和公園の起伏のある4キロ程のコースをランニングだ。

 そんなことを2週間ほど続けていたら、「他に出ていただける方が決まりましたので・・・」と依頼者から連絡があったらしい(泣)。

 それだけならいいのだが、ご丁寧に「あまりにも若く見えるので、50を過ぎているとは存じませんでした。走っていただいて、お怪我でもされたら大変ですので・・・」がお断りの理由だ(怒)。

 ちょっと他の50代のオジサンと一緒にしないでよ! こう見えても、昔はラグビーや山登りなんてハードなスポーツ、そこそこやっていたんだから!と、心の中で負け惜しみを言っている自分が悲しい(悲)。

 まっ、せっかく始めたトレーニング、来年のリレーで選手に選ばれるのを期待して、これからも続けていこうと自分に言い聞かせたのであった。

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