一日は長し、一生は短し

2010.10.21

文化的な時間

 最近、朝起きて鏡を見ると、髪がぺチャンコになってボリューム感が欠けている。ちょっと前までは、立ち上がっている髪を押さえるのに、蒸しタオル当てたり苦労していたのに・・・と思いながら、手櫛で上へ上へとかき上げる。

 年齢的なことから来るのか、ストレスから来るのかわからないが、風呂場で抜ける髪の量も増え、抜けた髪を見ると太さといい艶といい、退化しているのは間違いない(泣)。

 さて、昨日は、取引先の創立40周年のパーティーがあり、久しぶりにゆっくりと文化的な時間を楽しませていただいた。

 何が文化的かと言うと、ホテルの格式は無論、食事もすばらしく文化的であったが、アトラクションで聴かせてもらったジャズバンドの演奏が最高に良かった。

 僕は、ずっとロック少年だったし、今でもボンジョビやストーンズやU2を愛して止まないロックオヤジだ。だから、音楽=ロックで来たので、ジャズというものに接点がなかった。

 まあ、それでもいろいろなパーティーで、ビッグバンドやジャズピアノの演奏を聴く機会はあったが、進んで聴きたいというには至らなかった。

 しかし、昨日のバンド「ディキシーキングス」のステージには感動した。ジャズのジャンルはよくわからないが、ディキシーランド?っていうのかな、とにかく明るいし、人情味はあるし、テンポはいいしで、僕のハートをグラグラ揺らした。

 特に、9・11テロでお父さんを亡くした少女が、昔から伝わる詩の一節を読んだことが発端で、それが曲になったという「千の風になって」の演奏は、リーダーのMCも含め涙がこぼれそうになった。(本当に感動した!)

 さあ、そこで僕も負けずに文化的な一面をご紹介!っと・・・

    秋ないの 年を重ねて 冬を知り
       心にしみる 寒梅となれ

 もう一丁・・・

    商いの 歳を重ねて 冬を知り
       心にしみる 完売となれ 

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