一日は長し、一生は短し

2011.02.04

福は~内

 昨日は節分ということで、我が家もご多分に漏れず、豆まきと相成った。勿論、仕事や学校があるので、僕が帰宅した後の深夜の豆まきとなった。

 全員でベランダに出て、「鬼は~外、福は~内!」と大きな声を張り上げ、マンションの8階から豆をまく様は、ちょっと異様な光景(迷惑?)だったかもしれない。

 さて、日本の国技「大相撲」が大変なことになっている。以前より、何度となく噂になった「八百長問題」が、疑惑ではなく、いよいよ表沙汰になってきたことをマスコミ各社が報じている。

 それが事実かどうかは、今後の調査結果が明確になってみないとわからないが、仮に事実だったとしても、恐らく一部の関係者だけが関わってきた問題だと推察する。

 しかしながら、問題なのは、関わってきた者が一部であろうとも、これはファンを裏切る行為であり、ファンの立場からすれば、そういうことを許してきてきまった組織の問題として捉えることになるだろう。

 恐ろしいのは、この大相撲ファンというお客様の抗議が、無言の抗議、つまり、大相撲を見捨てて去っていくことである。ファンをやめてしまうことである。

 ひとつの産業や会社というのは、そのサービスや商品を必要とするお客様が存在するから成立する。そもそも、お客様がいなければ、そういう産業も会社も発生しなかった筈だ。

 日本の国技、大相撲でさえ、そういうことは当てはまると思う。僕は、現役時代の魁傑関(放駒親方、現理事長)が大好きだった。大変苦しい立場であると思うが、ファンありきという原点に帰って、現役時代同様、実直に真正面から取り組んで、魁傑ならぬ解決してもらいたい。(心から応援してますよ!) 
 

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