先義後利
週末は、運動不足解消の為、近所にある東山の1万歩コースをジョギングすることにしている。このコースはそこそこ起伏があり、ちょっとしたトレイルランニングコースだ。
そこで、走りながら(大概歩いているかも・・・)、すれ違う人に「オハヨッス!」と挨拶する。そうすると、相手の人も「おはようございます!」とか「オッス!」とか、気持ちよく応えてくれる。
でも、こちらの挨拶に全く反応しない人もいて、ちょっとがっかりすることもある。まあ、人それぞれの事情があるだろうから、あまり気にしないことにしているが、にっこりぐらいしてくれても・・・と思う。
そして次の日、またすれ違う。・・・相変わらず反応なし。そして翌週末。・・・また同じ。こちらもしつこく「オハヨッス!」。力を込めて「オハヨッス!」。
こんなことを繰り返しながら、ある朝。いつものように「オハヨッス!」。・・・反応なしと思いきや、小さな声で「オハヨ」。ほ~っ、継続は力なり。念ずれば通じる。出口のないトンネルはない。いつか心は開く。(ちょっと大げさか・・・)
さて、話は飛んで先週、東京の錦糸町で「もっと遊べるパチンコパチスロフェスタ」が、日遊協主催の下、開催された。パチンコ業界向けではなく、パチンコを広く認知してもらうことを目的とした、一般の方対象の展示会だ。
その展示会時に「遊技機アワード」というコーナーが設けられ、な、なんと、弊社の「CR天上のランプマスター」がミドルの部で堂々の第1位、「CR餃子の王将」がその他の部門で第2位という、販売台数に反比例して(自嘲)、輝かしい成績を収めたそうだ。
収めたそうだ・・・というのは、僕は当日会場には行けなくて、東京の友人からメールをもらって知ったという次第だ。「表彰してくれるのなら、機械買ってよ。」と心の中で思ったが、パチンコファンに支持されたということについては、社員と共に素直に喜びを分かち合いたい。
「もっといろいろな機械があった方がいいのでは?」という思想から生み出していく当社の機械。孟子の言葉を借りれば、「先義後利」。先にありきは業界の為。こういうスタンスは変えずに、今後ともおもしろい機械を提供していきたいと思う。