一日は長し、一生は短し

2011.09.15

さあ、キックオフ!

 東日本大震災からちょうど半年、アメリカの同時多発テロからちょうど10年ということで、先週末から今週初めにかけて、この二つの大惨事について数多くの特集が組まれ、僕もそのいくつかを新聞やテレビで目にした。

 10年前、同時多発テロが発生した時、朝、時間を確認する為につけたテレビのニュースで、飛行機が世界貿易センタービルに突っ込んでいく映像を見て驚愕した。そのシーンは、テレビで何度も何度も流されたが、それは現実だということがそうさせるのか、その度に体が硬直した。

 東日本大震災の時は、社内で仕事をしていたのだが、部屋の壁が左右にゆっくりとゆっくりと、しばらくの間揺れた。今まで経験したことのない揺れ方ではあったが、まさか遥か遠くの東北地方で、これほどの大惨事が起きているとは思わなかった。

 このふたつの大惨事を考えるに、一方はテロ、一方は地震・津波ということで性質は異なるが、何の罪もない多くの人たちが犠牲になったという点は同じで、その人たちの無念を思うとすごく心が痛む。

 10年経ったからといって、また半年過ぎたからといって、辛い気持ちや悲しみは消えるはずもないだろうが、(テレビや新聞を通してではあるが)そんな中でも前向きに生きている人たちから、人間の強さや逞しさを教えられ、今は自分が叱咤激励される。

 さて、過日、ラグビーワールドカップの話題に触れたが、10日のフランス戦、ナイスゲームだったと思う。立ち上がりの相手の連続トライを見ていたら、そのまま大差で負けそうな雰囲気であったが、粘り強いディフェンスで追加点を阻止すると、そこからの反撃がすごかった。

 一時は逆転トライもチラチラしたが、やはり相手は伝統国であり優勝候補の一角。それ以上の点は許さず、最後は個人技でジャパンを突き放した。でも、負けはしたが、日本はアジア代表の面目を保つ試合を見せてくれたと思う。

 次は、いよいよ優勝候補の筆頭である、開催国のニュージーランド戦。前回か、前々回か忘れたが、100点ゲームをやられたように記憶している相手である。(こんないい加減な話、記憶しているなんていえないよね)

 しかし、しかし、フランス戦でわかった弱点をしっかり修正し、相手の攻めを低いタックルで凌ぎながら、後半、得意のランニングラグビーでぶ厚い攻撃を仕掛けていけば・・・、絶対大差で負けることはない。いや、いい勝負をする。いや、ひょっとしたら、ひょっとする!

 さあ、うちもいよいよウィッチブレイドの先行導入だ。9月20日、川崎駅前でキックオフ。チーム豊丸、ONE FOR ALL, ALL FOR ONEの精神で、目指すは、まず1トライ。みんな、がんばろう!

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