一日は長し、一生は短し

2017.05.25

人生の節目に思う

名古屋の入梅も近いのか、じめじめした日が続く。

今日は特に湿度が高く、足にまとわりつくスーツのズボンが気持ち悪い。

会社が福祉機器の事業をかじり始めてから、高齢者の生き方ってことを考えるようになった。

人生の最後半をどう生きるかということは、その人にとってもご家族にとっても重要な問題だ。

僕は大体お昼は一人で食べに行くことが多い。
そんな時によく見かける光景は、定食屋さんであれ、回転寿司であれ、うどん屋さんであれ、一人で食事をしているおじいさん、おばあさんの姿だ。

僕は夜になれば、家族や友達とワイワイガヤガヤ食事をするからいいものの、そういうお年寄りはきっと朝も夜も一人で食事をしているのではなかろうか。
それでは、ご本人にとって寂しい食事になってしまうし、美味しい料理の味も半減してしまう。

この問題解決にパチンコ業界は力になれないものだろうか?
例えば、店内に食事を持ち寄って一緒に楽しめるようなスペースを設けるとか、敷地外にこどもレストランの発展版で、地域のお年寄りと経済的に不遇な子どもたちが、一緒にごはんを作ったり食べたりできるような施設を作る。

現実的には法的な問題があり難しいかもしれないが、社会問題の解決に寄与できる試みであれば、実現の可能性を模索してもいいと思う。

子どもたちには精神的なやすらぎを、お年寄りには社会の中での役割を!と思いながら、自分の人生の節目を迎えた。

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