一日は長し、一生は短し

2021.06.11

会社の履歴書②

昨日6月10日は「時の日」で、今年61歳になった会社の生い立ちを紹介するには、ちょうど良いタイミングになりました。

当社の設立は、昭和35年5月20日です。この年は、前回の東京オリンピックのひとつ前、ローマオリンピックが開催された年です。東京オリンピックに備え、議員団180名が公費でローマオリンピックを視察訪問し、社会的な問題になったようです。
昔も今もお金の問題は変わりませんね(笑)。

ところで、会社の当時の記録を調べてみたところ、株式会社の設立に備え、タイプライターで作成された古い定款を見つけました。
定款には社長となる私の父を始め、当時の幹部社員の皆さんと思しき名前と押印があります。

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その中のお一人は、私が豊丸産業に入社してからいろいろ仕事を教えてくれた大先輩で、その後、その方の甥っ子さんにも入社いただき、現在もバリバリ仕事してくれています。とても嬉しいことです。

さて、当時の私は3歳になった頃で、当時は岡崎市にある伊賀八幡宮の近くに住んでいました。そこが私の生家です。

岡崎は徳川家康生誕の地ですが、家康は大きな合戦の前に必ずこの伊賀八幡宮に参拝したと言われています。徳川家の先祖である松平家の守護神が祀ってあるのですね。

その八幡様に度々紙芝居屋さんが来ていて、小銭を握って近所の子と一緒に見に行きました。
どんな顔して見ていたのでしょうね?(笑)

そして会社設立を機に名古屋に引っ越し、今の会社の近所に生活の拠点を移しました。
間もなく幼稚園に入園しますが、担任の藤田先生がとても優しく、シャイでなかなか友達ができなかった私でしたが、楽しく通園したことを思い出します。

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